最期に寄り添うケアの仕事

増加する介護医療院。そこで働く介護職にについて。

介護医療院における介護職の仕事とは

2017年10月、独立行政法人福祉医療機構は、療養病床の今後の展開について調査した結果を発表しました。その発表によると、介護療養病床を設けている病院の多くが介護医療院への移行を検討しています。
介護医療院は高齢者の増加に伴い需要が高まっており、2018年4月以降、着実に増加しています。

 

今後、介護職の就職先のひとつとして認識される可能性が高いでしょう。

介護医療院に勤務する介護職は、個別性に配慮し、手厚いケアを心掛けることが重要です。介護医療院が患者に対し、生活する場所を提供していることを理解しておく必要があります。患者の生活様式を熟知していない場合、業務に支障を来すリスクが高まります。1人ひとりのプライバシーや尊厳を重視しておかなければ、トラブルが発生しかねないため注意しなければいけません。

尚、介護職が介護医療院で担当する仕事は、看取りやターミナルケアなど終末期介護がメインです。そのため、人生の終焉を迎えようとしている方々の意向に寄り添う姿勢が大切です。


患者が最期まで自分らしく生活を営むためには、自身が何をするべきかを考える必要があります。その際には、同僚の介護職だけでなく、他職種の協力が欠かせません。看護師をはじめとする複数の専門職と積極的に連携しましょう。
リハビリの内容、日々の健康状態など、患者に関するデータを各自が共有することによって効率良く業務を遂行できます。サービスの充実化を図る上で、他職種とコミュニケーションを取る能力が求められます。

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